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演劇・映画・音楽を観た感想を書いてます。日記のような思考の記録もあります。

解放区への旅

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2017年9月20日リリース 
黒木渚 New Single「解放区への旅」


友人から黒木渚の曲を聴かせてもらってそこから好きになった。彼女の曲は肉体を感じるというか、血管から沸き上がってくるような血を感じる。生々しく黒い血、赤に紫が濁った臓器の色、真っ赤な鮮血。血はデビューシングルのMVから来ているイメージなのかもしれないが、彼女の書く曲の底には血を感じる。「灯台」「アーモンド」の2曲が特に好きで寝る前とか歩きながらたびたび聴いている。「灯台」は映画「全員片思い」の主題歌として黒木渚が書き下ろした曲である。私は映画は見ていないのだが、片思いの曲は好きだ。私が「灯台」を聴きながら思い浮かべたのは、劇団の先輩である川渕優子さんだった。片思いって恋愛だけじゃないよなと思う。視線の先、というか。片思いって対象へ向けたその人の視線があって、視線が片思いの全要素なんじゃないかとさえ思う。私は曲の中で視線、目線を追うのが好きなんだよな。(aikoの曲なんかまさにそういう視線がたくさんちりばめられていると思う)
話がそれたが、優子さんは私にとっての灯台だと思っている。ここだけの話。

黒木渚が喉の不調で音楽活動を休止してから約1年、復帰作となるのがこの「解放区への旅」である。カップリングには、なんと私の好きな「灯台」が収録されているのだ!カップリングは「灯台」「火の鳥」「ブルー」と3曲入っている。彼女は音楽活動休止の間、どんな日々を過ごしていたのだろう。どんな思いでこの曲を書き上げたのだろうか。終わりからの始まりの歌。この曲から私は無限の力をもらう。


黒木渚「解放区への旅」【Official Music Video】





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Now is the time